元公立中学保健体育教員、健康と環境改善アドバイザー、馬渕正彦先生のオリジナル、マブー式「歩き方教室」を12月14日(土)に、調布市文化会館たづくりで開催しました。
急に、寒さが厳しくなった師走。今年最後の教室には、新規メンバーを迎えて9名が参加。前半は和室で、後半は屋外で練習しました。
最後には、きろくしま帳への感想記入だけでなく、今年の振り返りを話し合いました。
内容(屋内)
講義 腕と脚のスイングについて(人形を使って)
肩甲骨と骨盤の関係
練習 ストレッチ、腕振り、脚振り。
カニ歩き、ワニ歩き、ゴムベルト歩き
スキップ‥その場でタップとグースステップ
受け身三種とアフリカントレーニング(2グループに分かれて)
(屋外)
壁押し歩き
下り坂の早歩きと惰性歩き(肩甲骨と骨盤を意識して)
参加者の感想(参加者の「きろくしま帳」から抜粋)
・2か月ぶりに参加しました。久しぶりに股関節を意識して動くことができて、とても気持よかったです。
脱力と姿勢を意識して歩くと疲れにくいと感じます。
・最近はなるべく歩くことを心掛けていているので、体調がよくなってきたようです。
・前から自分の歩き方はどこかおかしいと思っていたので、この教室に入りました。歩く時に意識すべき点を教えていただけて、よかったと思っています。
・初めて参加しました。自分の歩き方の欠点を指摘していただきました。今後、参考にしたいと思います。
・全身の関節を意識しながら足運びに集中して、汗をかくくらい動きました。入会したときは、腰痛があることが問題でしたが、日常生活で軽減しました。
・2カ月あいてしまい、動きがスムーズにいかなかった。やはり定期的に通った方がいいなと思いました。
教室に通って1年半、普段歩く時に、視線、手の振り、足の裏のけりなどに気を付けながら歩くと、スムーズにあるけるようになってきたような気がします。
・受け身のやり方が勉強になりました。壁押しも初めての体験で、とても良かったです。
・基本の大切さを実感しました。足や手の振りをもっと自然にできるようになりたいです。今日は特に姿勢や足の振りなどの課題を実感しました。
・みんなで一緒に歩くことで、他の人のことも見ることができて学ぶことができる。毎回参加できればいいなと思います。
馬渕先生の感想
新規加入の方を加え、久々の9名で気合が入りました。新規加入があるととても嬉しいです。いろいろ課題がある人でも1、2年後には周りの人と同じように颯爽とした歩き方になってくれるはず、と想像できて意欲も上がるからです。
私が本格的に歩き方指導に取り組むようになってから数年、根本的なことは何も変えていないはずですが、細かいところではいろいろ工夫と改良を加えてきたつもりです。
参加者のみなさんが、少しずつ成果をあげてきてくれているので、私も指導方法に自信を持てるようになりました。メンバーの方々に、感謝しています。
今の私の夢は、本人の自意識があるなしには関係なく、歩き方で苦労している日本中(ちょっと大げさ!)の中高年者を助けてあげたいということです。今、伊藤さんの協力を得ながら歩き方の指導書を作成中です。
今月はいつもより理論の説明が多かったと思います。今後は、肩(肩甲骨)を開くことと、骨盤の回旋を特に意識してほしいです。また、日常から下り坂での早歩きと惰性歩きにも力を入れてほしいです。
スタッフの伊藤
今年最後の練習でした。みなさん、歩き方への意識が高く、歩き方教室で指摘されたことを実践しようとしていることが分かり、とてもうれしかったです。少しでも、みなさんの健康づくりのお役に立ちたいと思います。
4年目に入った歩き方教室ですが、これからも地道に続けていきたいと思います。
次回は、1月11日(土)調布市文化会館たづくり 11階 和室で行います。
★お問い合わせは zag107@gmail.com 伊藤
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