「遊び半分」(アネスト出版)の著者、薗田碩哉先生は、中学・高校時代の同級生と一緒に連句を楽しんでいる。10年間続けてきた記念に、句集『六地蔵』を制作した。
6名の10年にわたる想いがつまった句集となっている。
「連句」はつき合いの文学である。たがいに考え方も感じ方も違う人々が愉快につき合うことの文学的な表現と言ってもいいだろう。
同じ穴から出てきた貉(むじな)たちとは言え、六十年の星霜を経て、姿かたちはもちろん、人生観も宗教観もイデオロギーも、およそ共通項が見出しにくくなるほど違っている。
まともに議論すると喧嘩になるのが目に見えている。それならその違い自体を五七五の文字に乗せて表現してみたら、そして自分との距離や落差を面白く受け止め合うような句会を持ちたいものだと考えて連句の会の御開帳となったのである。 (句集のまえがきより抜粋)
連句の仲間たちは、学生時代から特に親しかったわけではないそうだが、連句を作成することで、それそれの個性の表現を楽しみながら交流を続けている。
『六地蔵』の連句の下には、句への思い、感想なども添えた さらに、巻末には「地蔵のつぶやき」として、それぞれが自由なエッセイを寄せている。
●栄光学園10期生連句の会
六地蔵
A5判 80ページ
【アネスト出版では、句集も制作します】
★例えばA5判 48ページ 50部表紙カラー、本文モノクロ
入稿データ作成 48000 (1ページ/1000円)
表紙 30,000 円 印刷 20,000 円
合計 98,000円 (税抜き)
★研究会、市民活動の記録をまとめた冊子つくりのお手伝いもいたします。
お問い合わせは zag107@gmail.com 伊藤まで
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